PROFILE
経営アドバイザー
飲食業界の経営をサポートいたします。
人材育成・人材開発・組織開発
に関わる相談承ります。
Profille(プロフィール)
富田孝久(とみたたかひさ)
1971年3月9日生まれ
フードビジネスアドバイザー/ フードゼネラリスト『DETAIL TRUST』代表
大阪中之島辻調理技術専門学校を卒業後、銀座マキシム・ド・パリ、西麻布リストランテ・ヴィノッキオで下積み。その後イタリア食品専門商社モンテ物産へ転職し、小売課と業務課にて提案営業に従事。さらに外食企業を経て、1998年から2008年まで世田谷区内にてイタリアレストランBUONA FORCHETTA(オーナーシェフ)独立開業する。10年間の経営で店舗譲渡し、ワインインポーター営業職に復帰。さらにキャリアの幅を広げるため厚生労働省キャリアコンサルタント講習修了。ベネッセスタイルケア保育園調理担当。2017年『RIZAP』グループ株式会社にて新規事業部・RIZAP COOK料理教室部門にてPM担当。料理講師兼任統括マネージャー。マネジメント管理、メソッド開発・教育責任者。組織開発・改革に貢献。2020年に独立し、人材育成講師・経営アドバイザーとして活動を開始。2024年度より15年間の在宅介護の経験と資格を有し、あらたに介護施設への組織課題解決コンサルティングとして領域を拡大。「保持資格」介護福祉実務者研修。介護食アドバイザー。福祉用具専門相談員。
「そのほかの経験」
:1998〜1999年 フジテレビ「料理の鉄人」で鉄人助手を担当。
:2001〜2005年 フードジャーナリスト都内注目イタリアレストラン10店に選出される。メディア出演。
:2006〜2007年 自動車レース 全日本選手権「フォーミュラ.ニッポン」
日産自動車NISMOレーシングチーム専属シェフ就任。
包括的にサポートするための経験を積んでまいりました。
16歳からコツコツと時間をかけてスキルを身につけてきました。それらを余すことなく、クライアントのために注ぎ込み、全力でサポートいたします。これからも学び続け精進します。
「THE HEART OF CONSULTING」
(ハート・オブ・コンサルティング)
「寄り添う」
私は、この言葉はとっても柔らかく慈悲深いものだと感じています。
本来なら軽々しく使ってはいけない言葉。自分ごとに捉え、当事者意識で誠実な言動が求められます。
自身の経験から、経営を外側からと内側からの両側面から思考し助言いたします。
「リフレーミング」
対話と分析に基づきながら、思考の変革へ!
経営者の物事を見る枠組みを変え、違う視点で捉えてポジティブに解釈できる思考状態に導きます。
発想の転換。価値の創造。
『座右の銘』
〜抜苦与楽〜
苦しみを抜き楽を与えること。
STORY
業界の歴史
私は、1971年(昭和46年)日本におけるファストフードとファミリーレストラン世代に生まれました。1970年(昭和45年)「ケンタッキー・フライドチキン」「スカイラーク」。1971年には、「マクドナルド」「ロイヤルホスト」「ミスタードーナッツ」「スターバックス」1974年「デニーズ」の上陸です。この頃から「外食産業」「ファミリーレストラン」という言葉が使いだされました。さらに1980年代のフランス料理ブーム、90年代のイタリア料理ブーム。そして90年代以降は「サイゼリヤ」を代表とするバブル崩壊による外食の低価格化が進みます。そこへ92年「ガスト」の登場です!この頃から呼び出しボタンを備え、ドリンクバーの導入が始まりました。注文も手書きからハンディターミナル。一方で当時TV「料理の鉄人」ブームもあり、その結果「低価格路線」と「高級路線」の二極化が進みました。そんな時代と共に私は飲食店現場と営業職経験での両側面に身を置き働いてまいりました。営業職では、小売店や業務店、企画提案、ホテルへワインと輸入食材の啓蒙拡販活動。その後は10年間レストラン経営オーナーシェフの実績を積みました。さらに大手企業で人材開発、組織開発に従事。飲食店の現場だけでなく、包括的に勤めてキャリアを積ませていただきました。
昨今の飲食店業界は加速的に「方法論」「施策」「ロジック」「AI」「テクニカル」「DX」化にシフトしました。しかしながら、そのことで「飲食経営の本質が迷走し、人材育成不足、リーダー不在」が浮き彫りになっていることも事実であります。あまりにも成果(売り上げ)への最短距離と効率を重んじてきたために、目先の利益追求型運営が目立ちます。いったいどこの土俵で勝負するのかという「勝負感」がわからなくなっているのです。大事にしなくてはならない「人・物・金(売上)」リソースの優先順位を組み間違えてきた企業も多いと感じています。現在進行形ではありますが、約30年以上もの間、店舗現場と運営管理、さらに営業で歩いてオーナー様たちの声を聞いてきた経験からも、やはり手段や策による解決は必ずしも万能ではなく、それらは、いずれ行き詰まってしまうことは歴史が物語っています。時代はうつれど、「何のための存在意義と根本目的なのか」を軸とした事業の営みになっていないと、お客様からの信頼を得ることは難しいでしょう。
富田 孝久